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施設詳細
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富津工場
富津工場は1995年9月に新鋭の橋梁専門工場としてスタートしました。
そして、2001年6月に鉄骨加工棟を建設、2001年8月から本格的に稼動しています。橋梁・鉄骨ともにさまざまな自動化ラインを有し、安定した高品質の製品をスピーディに供給できる体制を整えています。また、大型構造物の組立・搬出用岸壁を備え、海上輸送にも対応しています。
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和歌山工場
橋梁・鉄骨製作の西日本の拠点として、汎用性のあるNCシステムの導入、および原寸・孔明・剥離・切断・面取り・溶接の各工程の自動化と精密加工により、生産効率の向上と高い品質を実現しています。
また、大型フローティングクレーンの接岸が可能な岸壁(長さ400m、水深7m)と100t吊りジブクレーンを有し、海上輸送鋼板の水切りや大型鋼構造物の出荷など、多様なニーズに対応が可能です。
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構造実験棟
近年、橋梁・建築構造物に対する合理化・省力化の要求から、鋼とコンクリートの複合・合成構造物の採用が多くなっています。また、性能設計の導入により合理的な構造の検討が必要になっています。このようなニーズに応えるのは、新しい構造物を検討する際に実験による妥当性の確認が必要になります。
2001年11月、当社に反力壁・反力床、1300kN動的載荷試験機などを有する本格的な構造実験設備が完成しました。この実験棟によって、当社が保有している風洞設備を使用した耐風性照査やTMDなどの制振技術に加えて、構造物の動的載荷試験による繰り返し荷重に対する検討を実施することで、動的問題について全般的に技術支援することが可能になりました。
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風洞試験設備
近年、橋梁をはじめ大型構造物は、設計・施工技術および高強度材料の開発導入に伴い、長大化・軽量化の傾向にあります。これらの大型構造物は、一般的にフレキシビリティが高く長周期で振動しやすいため、構造物の耐風安定性、特にその動的特性に対する検討が必要となります。
現在、耐風安定性に関する研究は、活発に行われていますが、そのなかでも風洞試験の役割がますます重要になってきています。
当社は、この風洞試験による耐風安定性検討の要望に応えるべく本風洞を設置しました。