NRアンカー・Rアンカー(抜き取り可能)
- 1.特長
- 2.施工フロー
特 徴
NRアンカー・Rアンカーは従来接着剤として使用してきたエポキシ樹脂に代わり、アクリル樹脂(KHアクリルジョイント)を用いた新しい接着系あと施工アンカー工法です。
【NRアンカーの特徴】
- NRアンカーはコンクリート構造物に使用するあと施工アンカーボルト全般に適用可能です。
- 大孔径ボルトに対応しています。
更なる安全対策として、下記のオプションを選択できます。
- アンダーカット:
コンクリートと接着剤の付着切れが生じた場合に、抜け落ち防止として機能するよう、穿孔内の一部を円錐状に拡径させる技術。 - 埋込部防錆処理:埋込部の防錆処理として防錆塗料を塗布。
【Rアンカーの特長】
- 仮設材用のアンカーボルト等、使用後に撤去したい場合に抜き取り可能なあと施工アンカーボルトです。
- アンカーボルト埋込部に特殊コーティングを施しているため、使用後はレンチなどで逆回転を加えることで抜取りが可能です。
アクリル樹脂の特長
- 低温(最低-10℃程度)でも施工可能です。
- 粘度を高く調整しているため、注入時にパイプやシール材の設置が不要で、硬化時間も早いため工程短縮が図れます。
- 粘度を高く調整しているため、横向き、上向きでの施工も可能です。
- 穿孔内が湿潤状態であっても、水滴が除去されていれば施工可能です。
- 2液の混合比率に差異が生じても強度低下が起こりにくく、かつ専用の注入機器を使用し、樹脂を自動撹拌することで、撹拌ミス等の施工不良を防止することが可能です。
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- 2.施工フロー