大田静間道路静間川橋鋼上部工事
工事概要
- 発 注 者中国地方整備局松江国道事務所
- 工事場所島根県大田市静間町地内
- 工 期2019年7月8日~2021年9月30日
- 形 式鋼2径間連続非合成箱桁橋
- 橋 長195.0m
- 支 間 長96.4m + 96.4m
- 幅 員9.510m(有効幅員)
- 架設工法送出し工法
- 鋼 重1234t
静間川橋の概要
一般国道9号は島根県大田市の東西を結ぶ唯一の幹線道路であり、 近隣に代替路となる幹線道路がありません。通行止めの際は日常生活及び経済活動としての必要な交通機能の大幅な低下が問題となっています。
大田・静間道路は、緊急輸送道路の確保及び第3次医療施設への速達性の向上等を目的とした島根県大田市久手町刺鹿から大田市静間町に至る延長5.0kmの自動車専用道路です。静間川橋は同事業で整備される大田市静間町に位置し、橋長195mの2径間連続箱桁橋を送出し工法にて施工します。
現場の特徴
大田市内を流れる静間川に架かる橋梁です。送出し支間長は96.4mで国内でも最大級の送出し長さになります。桁送出し時、手延べ機先端のたわみ処理はP1橋脚(河川内)では大型クレーンを使用し、最終到達点であるA1橋台では交差する市道の通行止めを回避するためジャッキングホイストを搭載した門型設備を用いて施工します。
施工状況
【地組状況】
送出しヤードにて200t吊りクローラクレーンを使用し、軌条レール上の台車に手延べ機、主桁を地組しました。
【河川内ヤード造成状況】
P1橋脚の送出し設備組立に先立ち、現在、河川内のヤード造成を行っています。
尚、第1回送出し架設は、2020年12月中旬に予定しております。