平成29~30年度 国分川橋上部工事
工事概要
- 発 注 者四国地方整備局土佐国道事務所
- 工事場所高知県高知市高須砂地先
- 工 期2018年1月25日~2020年3月31日
- 形 式5径間連続ラーメン鋼床版箱桁橋
- 橋 長299.0m
- 幅 員21.1m~30.2m
- 支 間 長(65.1m+81.4m+65.6m+43m+42.3m)
- 鋼 重1492.7t
国分川橋の概要
一般国道55号高知南国道路は、高知県東部地域の広域交流の促進及び地域活性化、さらには南海トラフ巨大地震発生時の緊急輸送道路の確保を目的とした道路で、四国4県を8の字の形で結ぶことから「8の字ネットワーク」と呼ばれています。
その一部である国分川橋は高知市街を流れる国分川を跨ぐ5径間連続ラーメン箱桁橋です。本橋の3径間は、すでに別工事で桁架設が完了しており、残り2径間の桁架設及び橋全長の橋面工が施工範囲です。
現場の特徴
3径間の既設桁上で新設桁を組立て、県道44号「高知北環状線」の夜間通行止めを行い、2回に分割して国分川上を送出し架設する工法です。
施工状況
【送出し状況】
送出し工法での架設
県道44号の夜間通行止めを実施して、国分川上を送出しました。
1回目の送出しは支間長80mを超える送出しで、国内でも最大級の送出し長に数えられる工事となります。
【完成】
本工事では橋梁の架設工事と壁高欄工事を行いました。この後、2020年度の開通に向けて、舗装工事と防護柵の取付工事が進められます。