「日刊 鉄鋼新聞(3/28号)」に風力発電システム「KWT300」が紹介されました。

3月28日(水)に発行された【日刊 鉄鋼新聞(7面)】に駒井鉄工の風力発電システム
「KWT300」が紹介されました。ぜひご覧ください。

駒井鉄工 自社開発の風力発電システム 新エネ総合展でPR

大手鉄骨ファブリケーターの駒井鉄工(本社・東京都台東区、社長・須賀安生氏)は今月16,17日の両日、ポートメッセなごやで開催された「新エネルギー総合展示会(NE-EXPO)」で日本の地形や気象条件に合わせて自社開発した風力発電システム「KWT300」のPRを行った。同社は本州四国連絡橋など長大橋や超高層ビル向けの鋼構造物の作成を手がけているが、同社環境事業部では風力発電システムの計画から設置、メンテナンスまでを含めたトータルサポートも行っている。風力発電システム「KWT300」は、定格出力300kWで風車の直径は33m。山間部や離島が多い日本の地形を考え、大型トレーラーを使わず10トントラックなどでの輸送を可能とし、大型クレーンも使用しない建設工法により優れた輸送・施工性を実現している点が大きな特徴。また、台風を含めた風の乱れが大きいという日本の気象条件にも対応するよう風速毎秒70mにも耐える強度を有した日本型仕様の風力発電システムとなっている。新エネルギー展示会は太陽光・風力・バイオマスエネルギーなどを活用した企業や自治体の様々な取組を紹介するもの。今回、駒井鉄工は企業ブースを出展し、千葉県富津で行った風力発電システムのプロトタイプ建設の様子をVTRで紹介。ヨーロッパ製の風力発電システムに比べ日本の地形や気象条件に合わせて開発された同社システムの優位性をアピールした。同社の風力発電システムは約2年の開発期間を経て、昨年8月から販売を開始しており、初年度の受注目標は5~10基としている。

風力発電システム「KWT300」

風力発電パンフレット(PDFファイル:8.75MB)

> 環境に対する取り組み

「新エネルギー総合展示会(NE-EXPO)」での会場の風景