DASH工法(展開式交差点立体化工法)

特長

上部工

展開式防護化粧板の採用により、工程・車線規制日数の短縮、安全性・美観の向上を図ります。主桁構造として軽量な鋼床版箱桁を採用することで下部構造のスレンダー化を図ります。

展開式防護化粧板の採用
  • 主桁下フランジに取り付けた展開式防護化粧板を設置する ことで、建築限界を侵さず主桁を架設でき、車線規制の軽減が図れます。
  • 主桁の架設は従来の足場を設置せず、展開式防護化粧板上で施工できるため、通行車輌や歩行者に与える影響をなくし、常時2車線を確保しながらの施工が可能となります。
リフターを利用した送り出し工法の採用
  • 門型油圧リフタ-を使用した送り出し工法を採用することで、交差点内に軌道設備を設置せず主桁の架設が可能となり、交差点内での施工がありません。
  • 門型油圧リフタ-を使用することで、橋体部の送り出しやジャッキダウンの作業時間の短縮、安全性の向上を図ります。
下部工

フーチング、橋脚、橋台を鋼製プレキャスト化することにより、施工の簡易性・工程の短縮を図ります。

フーチング、橋台、橋脚に鋼製プレキャスト部材を採用
  • 各プレキャスト部材は、あらかじめ鋼製で工場製作し、現場搬入後、設置・組立を行うことで大幅な工程の短縮を図ります。
狭小作業帯におけるコンパクト構造形式の採用
  • 橋脚部フーチングは、縦断方向を長辺とし、制限された作業エリアでの施工が可能になり、車線規制の軽減が図れます。
  • アプローチにEPSを使用することで、従来の盛土による胸壁を伴う橋台は省略でき、コンパクトな橋脚形式の下部工を採用することにより、車線規制の軽減が図れます。
アプローチ工

拡幅型EPS工法の採用により、工程の短縮、車線規制の軽減を図ります。

約4ヶ月で現地の施行が可能 施工時の車線規制を極力減らした工事の実現(工事期間中片側2車線確保)

EPS工法の採用
  • 盛土材に軽量かつ施工が簡易なEPSを採用します。両側壁は一次施工においては遮光シート、二次施工では工場製作の鋼製擁壁を使用することで工程の短縮を図ります。
アプローチ部の拡幅施工の採用
  • 分割(一次、二次)による、拡幅施工を採用することで、施工中の片側 2車線通行を確保します。

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